電撃4コマ Vol.20

Vol.19買い逃してたよチクショー！
仕方なくVol20を読んでみんとす。ああ、微妙に話の繋がりがわからない。
この悔しさともどかしさ、週刊誌を買い忘れたり季刊誌を買い逃したりうっかり同じの2冊買っちゃったりあまつさえ3冊買っちゃったりした諸氏ならわかってくれると思いますがそんなことはどうでもよい。

そんなわけで電撃4コマはPS専門誌でたぶんトップクラスの知名度を誇る電撃PlayStationにだいたい月イチで付いてくる別冊付録のことなのですが、ゲーム誌についてくるだけあってゲーム絡みのマンガが大半を占めるわけです。

書いてる面子は過去に電プレ誌上でコラム書いてたプロとか元・読者参加ページの投稿者が成り上がった人とか現投稿者とか。あとこれ用にコンテストを開いて優秀な作品が単発で掲載されたり評判よかったらそのまま連載になったり。

なので半分ぐらい素人さんが書いてるわけで絵が大変個性的というかおヘタクソなマンガも多いのですがそういうのに限って読んでみると案外癖になったりして油断ならねえ。まあ4コママンガ描きなんて絵は微妙なのばっかりだしただいまの放送中に不適切な発言があったことをお詫びいたします。

以下、特に気に入った漫画の紹介。

■日がな半日ゲーム部暮らし
　女子高のゲーム部を舞台に、ゲームというぬるま湯に肩までどっぷり漬かった日常を描くゲーマーの生態観察記。ゲーム好きなら誰もが一度はやるような、例えば
「新ハードが出るけど冒険はしたくないから友人にとりあえず購入を勧めて人柱に」だの
「新作が出るたび微妙になってくRPGのシリーズを今度こそと思いつつ毎回買ってしまう」だの
「あー、わかるわかる」「よくやるよくやる」みたいなネタが主で、共感しまくって仕方ありません。
さすがは
『寝食を忘れてゲームに没頭してたら水が足りなさ過ぎて本気で死に掛けたので今度はペットボトルをしっかり用意しました！』
とか電プレのコラムでにこやかに語っておられた祥人さんが描いてるだけある。

あと、なぜか眼鏡含有率が高すぎることでも有名（だった）。
かつては6人中5人という脅威の眼鏡率を誇り、今は残念ながら5人中3人と大幅に減少して真に遺憾なのですが、しかし代わりに非眼鏡の新キャラがいい味を出していて、でかくて気弱なゲーオタ。
隠れてるところに友人に声をかけられて『「こちらスネーク」という言葉がよぎったけど口にはしない…』などと心内で呟く自己完結っぷり。
入試の際にポケ単を持ってきたあげくうっかり落として拾われ、「どうしよう！今どき実用にはちょっとねっていう古いゲームをわざわざお守り代わりに持ってくるぐらい重度のゲーマーだってことがばれちゃったよ！」と叫ぶ（この後、友人から「そんなのわかる方も相当なゲーマーだと思うよ」とツッコミが入る）素敵思考ないいキャラ。

たぶん購入理由の7割はこの漫画のためなんじゃないかってぐらいのおススメ。

[参考リンク]
　・4つながりということで http://g-tsuku.tsutaya.jp/?eid=3726

　　　電プレ編集長が語る電撃4コマが出来たきっかけ。